つめかけの箱ってご存じですか?
一言で解説するなら、
本体と蓋が同サイズって
ことでしょうか・・・。
1.つめかけの箱の特徴
箱のふたを閉じたときに、
受け側の本体と上蓋が
ツライチになっている箱のことで
つまり、蓋と本体が同じ大きさになります。
内側に仕込んだつめによって、
蓋と本体がかっちりと
固定されますので、
ジャストサイズで
ぴったりフィットって
感じでしょうか?
側面から見たときに、凹凸がなく
すっきり見えるのも
特徴のひとつです。
![](https://aochako.com/wp-content/uploads/2022/12/つめかけbox-scaled.jpg)
2.作り方のポイント
何度もお話していますように、
蓋・本体が同サイズになるため
つめが必要となります。
このつめの調整が重要に
なってきます。
本体の内側に沿って高さのある壁を作るイメージです。
カルトナージュで作る際には
この壁に当たるカルトンの
サイズ出しと布でくるんだ時の
サイズを計算しつくして
カルトンカットをしなければ
なりません。
ここが重大ポイントになります。
厚みが出すぎると
蓋が締まりませんし、
サイズが小さすぎると
蓋がグスグスになります。
が、どちらかというときつくて
蓋が締まらないケースが多いです。
無理やり閉めようとすると、
つめが撚れてしまいます。
![](https://aochako.com/wp-content/uploads/2022/12/つめかけ宝石箱-scaled.jpg)
まとめ・・・
カルトナージュのつめかけの箱
いわゆる蓋と本体が同サイズの
一体型の箱は、
スッキリとしたフォルムの箱で、
蓋がかっちりしまります。
カルトナージュで作る時には、
本体内側になるつめのサイズに
要注意!!
生地でくるんだ時のつめの厚みを念頭に
カルトンカットをしましょう。
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